分かち書きとは?
分かち書きとは、単語と単語の間などに余白を入れて区切って書くことです。
そうする事によって、読みやすく、意味もわかりやすくなります。
詳しくは前回の「韓国語の分かち書きって?」を御覧ください。
分かち書きのルール
助詞の分かち書きは?
助詞の場合は、分かち書きをしません。
前の単語と区切らず続けて書き、助詞の後ろに空白を入れます。
例)
私は防弾少年団を心から愛します。
저는 방탄소년단을 진심으로 사랑합니다
数字と単位の分かち書きは?
ハングルで数字が書かれている場合は分かち書きをします。
が、算用数字(1,2…)に単位がついている場合は、分かち書きはしません。
単位を前の数字と区切らず続けて書き、単位の後に空白を入れます。
例)
일곱 사람(7人)、옷 한 벌(服一着)
2013년 6월 13일(2013年6月13日)
※順序を表すときは、分かち書きをしなくてもよい。
첫번째/一番目
다섯시 삼십오분 이십초/5時35分20秒
人の名前や役職名の分かち書きは?
基本的に名前は分かち書きせず、役職が付く場合は、名前と役職を分かち書きします。
姓が2文字など、姓と名の区切りをはっきりする必要がある場合は分かち書きします。
例)
김남준(キム・ナムジュン)
독고 진(トッコ・ジン)ドラマ「最高の愛」より
방시혁 사장님(バン・シヒョク社長)
固有名詞や専門用語の分かち書きは?
姓名以外の固有名詞や専門用語は原則分かち書きします。
ですが、分かち書きをすると一つのまとまった言葉として認識しづらい為、しないものも許容されています。
ニュースやネットなどでは、分かち書きされてない事が多い様です。
例)
건국 대학/건국대학(建国大学)
중거리 탄도 미사일/중거리탄도미사일(中距離弾道ミサイル)
만성 골수성 백혈병/만성골수성백혈병(慢性骨髄性白血病)
補助用言の分かち書きは?
補助用言は原則分かち書きをします。
が 、場合によっては分かち書きをしなくても許容されています。
補助用言とは?
1つ目の用言(動詞、形容詞、存在詞、指定詞の総称)を補助する役割をする用言のこと。
例)
불이 켜져 간다/불이 켜져간다(明かりが灯っていく)
그긋을 깨뜨려 버렸다/그긋을 깨뜨려버렸다(器を割ってしまった)`
分かち書きのルールのまとめ
以上が、韓国語の分かち書きの主なルールとなります。
なんだか頭が重~くなったと思います。나도(私も)です。
とりあえず、ざっくり言うと、日本語でいう「文節」で分かち書きをすれば、大体正しくなるらしいです。
(文節=~ね、と「ね」を付けて区切れる所)
私は今日娘とカフェで韓国語を勉強した。
→ 私はね、今日ね、娘とね、カフェでね、韓国語をね、勉強した。
나는 오늘 딸과 카페에서 한국어를 공부했어요.
あとは、段々と慣れて行くことを祈りましょう。
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