分かち書きってなに?
分かち書きというのは、下の図の様に、スペースを使って単語と単語を分けて書く書き方です。

韓国語では「띄다(띄우다)/間を置く」+「쓰다/書く」で「띄어쓰기」といいます。
なぜ分かち書きが必要なの?
例えば、
今日は朝のアラームが鳴らず12時まで寝てしまった
の様に、日本語の場合、文字種が「ひらがな」「カタカナ」「漢字」「数字」とある為、空白や句読点がなくても、そう読みにくくなることも、意味がわからなくなることも 、あまり無いと思います。
しかし、韓国語の場合、
아버지가방에들어가신다
の様に分かち書きされてないと、とても読みづらいのです。
そして、同じ文字でも分ける場所によって意味が変わってきます。
아버지 가방에 들어가신다
父のカバンにお入りになる
아버지가 방에 들어가신다
父が部屋にお入りになる
こんな風に。
ちなみに、日本でも例えば小学校1年生の教科書など、ひらがなだけで書かれている文章の場合は、分かち書きがされています。
理由は韓国語と同じ。
読みにくいし、意味がわからなくなるから。
きょうふのみそしる
きょう ふの みそしる
きょうふの みそしる

世界の言語の中で、分かち書きをしないのは、日本語、中国語、タイ語などの一部の言語だけのようです。
まとめ
分かち書き「띄어쓰기」とは
単語をスペースで分けて書く事。
韓国語を読みやすく、かつ意味を正確に伝える為に、非常に重要なもの。
(韓国語の分かち書きのルールは複雑なので、ルールは次の回で勉強します。)
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