原題)미스터션샤인/ミストショnシャイn
2018年7月7日~9月22日まで韓国のtvNで放映されたドラマです。
韓国での放送と連動してNetflixでも配信されました。
(2019/09/27現在、全24話配信中)
監督:イ・ウンボク 「トッケビ」「太陽の末裔」「ドリームハイ1・2」など
脚本:キム・ウンスク「トッケビ」「太陽の末裔」「相続者たち」「紳士の品格」など
「ミスター・サンシャイン」あらすじ
朝鮮貴族の下で働く奴婢の両親の間に生まれたユジン。
幼少の頃、貴族のひどい仕打ちにより、父は殺され、母はユジンを命がけでユジンをその場から逃しました。
ユジンは遠くへと逃げ続け、陶工ウンサンと出会い、宣教師ヨハンと共に米国へ渡ります。
そして、苦労しながらも成長したユジンは、米国軍海兵隊大佐の米国人として、米国公使館領事代理の任に付く為、朝鮮に戻ることになります。
そこで、ユジンは朝鮮最高名門家の最後の血族である令嬢コ・エシンと出会い、朝鮮の歴史のうねりに飲み込まれていく事になります。
「ミスター・サンシャイン」主な登場人物・キャスト
今回、キャスト紹介でTwitterに掲載された動画を貼り付けているものがありますが、再生しても音は出ませんので、安心してクリックして下さい。
ユジン・チョイ役 이병헌/イビョŋホn
1970年7月12日生 177cm
イ・ビョンホンさん、久しぶりに作品を拝見しました。
しっかり見たのは昔NHKで2004年放映スタートの「美しき日々」以来。
私より歳上なはずなのに、何とお肌のきれいなこと。
真っ直ぐな瞳と照れた様な笑顔がとても印象的です。
その他の出演作:「エターナル」「インサイダーズ/内部者たち」「IRIS-アイリス-」など。
コ・エシン役 김태리/キm テリ
1990年4月24日 166cm
キム・テリさんは、とても可愛らしいお顔なのに、声が低くめで、今回の信念を持った、意志の強いお嬢様役にピッタリの雰囲気でした。
負けず嫌いだったり、ヤキモチ焼きだったりでむくれるシーンもとても可愛かったです。
ドラマを見始めた時、てっきり20代前半かと思っていましたが、実は29歳と知り驚きました。
この透明感はどうやったら出るんでしょう。
その他の出演作:「お嬢さん」「リトル・フォレスト 春夏秋冬」「1987、ある闘いの真実」など。
ク・ドンメ役 유연석/ユ ヨnソk
1984年4月11日生 183cm
登場した時に、どこかで見た顔だな~と思って、検索して見ました。
「あ、チルボンか~!!!」
私が一番好きな韓国ドラマ「応答せよ1994」に出演してた方でした。
その時は、お金持ちのお坊ちゃん大学生みたいなホワーンとした人というイメージでした。
なのに、今回は眼光ギラギラな男臭い浪人の親分役。
あまりの印象の違いに驚きました。
そして、以前より演技がとても上手になっている気がします。
特に、目の演技力が素晴らしく、強さも激しさも切なさも、私の心にはしっかり伝わってきました。
なので、「わ~、成長したな~、頑張ったんだな~」と、勝手に感動してしまいました。
その他の出演作:「浪漫ドクターキム・サブ」「幸せのレシピ~愛言葉はメンドロントット」「応答せよ1994」など。
キム・ヒソン役 변요한/ビョn ヨハn
1986年4月29日生 176cm
上のTwitterを見た方はわかるかと思いますが、この笑顔やばくないですか?
辛くても悲しくてもいつも笑顔を見せるヒソン。
とても優しく、情が深く、それでいて飄々とした役柄でした。
何かもっと書きたいなと思うのですが、彼の役のことを思い返すとウルウル来るので、短いまま終わります。
その他の出演作:「未生ミセン」「元彼女クラブ」「ソーシャルフォビア」など。
工藤 陽菜役 김민정/ キム・ミンジョン
1982年7月30日生 167cm
とにかく美しかったです。
そしてチャーミングでした。
フェンシングの練習のあと、マスクの下から彼女の顔が出てきたら、もう見惚れるしかありません。
おくれ毛バンザイです。
彼女の役は、 母親とは幼い頃に生き別れ、父親は人を殺すのも陥れるのもなんとも思わないような悪い人で、両親の愛情を受けずに育ったという感じでした。
誰にも頼らず自分だけの力で生き抜いてやろうと決心し、実際そう生きてきた彼女の強さにはとても憧れます。
一方で、生き別れた母親を何年も探し続けていたり、自分のことを一番に愛してくれる人の出現を待ちわびている女性でもありました。
彼女の衣装もこのドラマの見どころの1つです。
その他の出演作:「マンツーマン」「ガプドン」「紳士の品格」など
「ミスター・サンシャイン」私の個人的感想・・・
始めは、文明・文化の混沌さに戸惑いました。
朝鮮はまだ王様がいて両班がいてと、時代劇のままの人たちとその生活が有る中で、米軍が洋装でウロウロしていて、日本人は浪人たちが腰に刀を下げてウロウロしてて…
ホテルがあって、コーヒーがあって、街灯や路面電車もあって、でもそんな通りをお嬢様を乗せた輿が通ってて…
でも、そんな不思議な背景を含め、このドラマは、とにかく美しいドラマでした。
映像も、風景も、衣装も、セットも、メインキャストの方々も。
ユジンとエシンお嬢様のラブストーリーも色々と見どころがありました。
でも、私はあえて、ユジン、ドンメ、ヒソンの友情ストーリーを推したいと思います。
同じ人を想っている3人。生まれもこれまでの人生もまったく違う3人。
その3人がゆっくりと固い絆で結ばれていく流れがとても好きでした。
そして、3人がお互いに叩きあう軽口がとても軽快で、深刻になりがちな物語にユーモアをプラスしてくれました。
韓国ドラマって、どれだけ上手にユーモアをプラスできるかが、いい作品になる為の鍵の1つのような気がします。
長くなってきたので、この辺でわたし的評価に行きます。
★4です。
次は「アスダル年代記」というドラマを見る予定です。
見終わったら、また感想を書きたいと思います。
よろしければ、お楽しみに。
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