【日記2020/4/15】私は何かと戦ってるみたいだけど、何と戦っているのかわからない

その他

はじめに

このページは
韓国にも韓国語にも一切関係のない内容です。

今日は、あまりに精神的に疲弊してしまい、いつもどおり韓国語のページを作成することができませんでした。

韓国語に関することでもないし、愚痴みたいになるので、今日のことを書くかどうか考えましたが、自分ひとりで思い悩むのもきつくなりそうなので、書かせて頂くことにしました。

ということで、今回は私のボヤキ日記です。

「ただの風邪ですから」

私は今、仕切りのない一つの大きな部屋で100人くらいの人が仕事をしている、そんな職場にいます。
プロジェクトごとに2~30人のチームが組まれ、そのチーム内で、その日毎に座る席が決まる、そんな職場です。

そして、今日、私の隣りに座った方は、どうやら前日(もしかすると複数日)会社を欠勤していた様子。

「どうかされたんですか?」と尋ねると

あ、熱があったんで休んでました。
でも熱下がったので大丈夫です。
ただの風邪ですから、コロナじゃないですよ~^^

マスクはきちんと着用されていましたが、まだ鼻をすすったりされてる様子。

「そうだったんですね~・・・」と何気ない振りで答えましたが、
正直、頭の中では?がいっぱい。

「ただの風邪?コロナじゃない?何で言い切れるの?多分検査とかまだしてないよね?コロナに感染した人って、よく一旦熱下がって、また熱出てってしてるよね?なんなのその自信は? 」

もとが割と心配性な私は、もう心臓が変なリズムでbump bump bumpな感じです。

でも、
「いや、こういう勝手な不安が差別につながるのかもしれない。
こんな風に思っちゃいけない。」
と思いなおし、ひとまず仕事に集中することに。

娘よ、しばしのお別れだ

さて、昼休み。

娘にLINEでぼやいてみました。
(ちなみに、娘は結婚し、家から歩いてすぐのところに住んでいます。
社会人で、今週から自宅勤務になりました。)

「お隣りのことは気になるけど、
とりあえず仕事頑張るよ」

とか話しながら、

娘は、せっかく会社が在宅勤務にしてくれて
コロナ感染のリスクからだいぶ遠のいたのに、
いつもどおり毎週末、うちでバンタンについて語りあってたら
私から感染してしまうかもしれない。

と思い始め、

「ママがこういう状況で仕事をしているから
しばらく会わないほうがいいと思う。
折角、在宅勤務してるのに意味がなくなってしまう」

とメッセージを送り、娘も「そうだね」と。

まるで恋人に「しばらく距離をおいた方がいいと思う」と告げたかのような気持ち。

こうやって、週末の癒やしも失っていくのか・・・
寂しい・・・


と、休憩室で一人うるうる。


「嫌な人みたいな私」が嫌な私

昼休みが終わり、とりあえず仕事に戻ります。

最近、外から仕事部屋に戻った時に必ず使うようになった
アルコール消毒スプレーもシュッシュ。

そして、隣の人に思い切ってさり気なく聞いてみることに。

今、病院ってどんな感じですか?

隣の方、きょとん・・・

「??
病院行かれたんですよね?
私も肩こりが酷くて
血行を良くするためのお薬を毎月貰いに行ってたんですが
だいぶ前に切れちゃって。
貰いに行きたいけど、なかなか行けずにいるんですよ」←ほんとに。

あ~、病院行ってないからわからないです~
病院嫌いなのであんまり行かないんですよ~

!!!

病院に行ってたとしても、
今の段階で「コロナじゃない」と診断されるはずがないとは思っていましたが
病院に行ってない」と言う答えが返ってくるとは思っていなかった私・・・

いや、院内感染などがニュースになっているから、
病院でコロナに感染したら…って不安で行かなかったと言うなら気持ちはわかります。
病院に行く行かないのは本人の自由。
でも、行かないならせめて1週間位は家にいて欲しい…
熱がぶり返さないか、ほんとに自分はコロナじゃないかある程度見極めるために。

この話を聞いた後の私は、正直、嫌な人に見えたかもしれません。

横並びで隣だったその方から、地味ーに距離を取り、
トイレに行って戻るたびに、いつもより念入りに手を消毒し、
そのついでに、
パソコンのマウス、キーボードなど手に触れるものも
除菌シートで拭いていました。
もともと、必要最低限の会話で済む職場ですが、
その方とは、その後一言しか話しませんでした。

でも、自分自身はもちろん、大事な人や、
通勤バスで一緒になる方たちや、その方たちの大事な人を守るには
嫌な人に見えても、出来ることをやるしか無かったんです。

そして、本当ならそんな「嫌な人みたいなこと」をしたくない私は
自分がそうしているのも嫌で、どんどん疲れていきました。


やっと帰宅

そして、なんとか仕事が終わり退社。
時刻は20時過ぎ。

歩きながら同居の息子に帰るコール。
お隣りの方のことを話し、

「ごめん、万が一、その人がウイルスに感染してて、
それを君にうつすのは嫌だから
お腹空いてるかもしれんけど
帰ったらとりあえず、シャワー浴びて
それからご飯作るね。
待てなさそうだったら、レトルトカレーでも食べといて」

と伝えました。

そして、帰宅後、
玄関からお風呂場に直行。
着ていた服を全部洗濯機につっこみ、
シャワーを浴び、無駄に腰まである長い髪をゴシゴシ洗い、
それから晩ごはんの用意をしました。

いつもはきれい好きでもなんでもない私ですが、
自分がうつったらより、息子にうつったらの方が怖くて、
今日は、そうしないと安心できなかったんです。

なので、晩御飯が終わり、一息ついたのはもう10時過ぎ。

久しぶりにクタクタという感じを味わいました。

また明日・・・

今日の仕事中の私のストレスを例えるなら

隣でナイフをちらつかされながら仕事をしてる

そんな感じでした。

そして、それに加え、
差別的にも感じられる自分の行為に対しての罪悪感や嫌悪感、
でも、自分から誰かに感染させたくないという気持ち、
もし、コロナに感染したら、自分は死んでしまうんじゃないかという恐怖感
そんなものが、私をぎゅ~っと締め付けるようでした。

その方にも生活があるので、当然お給料を稼がないといけません。
だから、その方に「休んで」とは言えません。

そして、私も
本当は休みたい。年齢(今年49歳)的にも感染リスクを極力減らしたい。
自分から家族への感染は避けたい。
でも、生活があるから休めないんです。

なので、明日もまた仕事に行き、
おそらく、またお隣に座ることになると思います。

「コロナうつ」と言う言葉がちらほら聞こえてきていますが
本当に、このままでは体より先に精神が疲れ果てて
コロナじゃなくても病気になりそうな気もします。

周りの人の生命に責任を

コロナは、一定数の人が無症状のまま終わると聞きます。
私がもしそうなった場合は、私自身気づかないので
「うつす」ことよりも「うつされる」ことへの対策を取るかと思います。

でも、可能性のある症状がなにかしら出ている場合、
私は、検査を受けて「陰性」と診断されるか、
症状が出始めて一定期間たつまでは、
自分達の生活費を後回しにしてでも、家族を含め他の人との接触を避けたいと思います。

通勤時に公共交通機関で一緒になった人、会社の同僚、私が触ったものを触ってしまう誰か
そして、その人たちの、家族、同僚、通勤で一緒になる人…

その沢山の人達の生命に対して、私は決してそれらを脅かしてはいけないと思うから。
「うつる」事と同じくらい、「うつす」事への恐怖も強いから。



そして、最後に・・・
お願いだから、国民の生命に対し責任感を持って欲しい・・・
国民が、自分の命、家族の命を守るために、仕事を休むことを許して欲しい・・・
제발・・・←最後だけちょっと韓国語学習サイトらしく。


もう一つ最後に、
ぐだぐだと長文&乱文になってごめんなさい。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
あなたと、あなたの大事な方々がどうか健康に過ごされますように。

おやすみなさい


2020/4/15 25:30 カオン







さて、私が戦ってるのは
コロナウイルスなのか、同僚なのか、ストレスなのか、感染の恐怖か、感染させてしまうかもしれない恐怖か、そんな諸々を抱えながら仕事に行かないといけない事か、ソファーでのんびりくつろいでる人とか・・・


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