今回は、覚えておくと旅行のときにも非常に便利な、韓国語のこそあど言葉を勉強していきたいと思います。
お料理を注文する時、メニューを指差して指を1本立てれば、一言も喋らずとも注文できるかもしれません。
でも、多分感じは良くないです。
日本でも、ただ指さされるよりは、「コレ」と一言、片言でいってくれるだけでもほっこりするし、「コレ、ヒトチュ」まで言ってくれたら、こちらも営業スマイルじゃない笑顔になってくるし、さらに「コレ、ヒトチュ、クダチャイ」まで頑張って言ってもらったりしたら、おまけも付けたくなるじゃないですか?(個人によって感じ方は違います。効果を保証するものでは有りません)
まぁ、そんな感じで、頑張ってる感は大事です。
では、さっそく、基本の「この」「その」「あの」「どの」から行ってみましょう!!
あ、その前に、大事なポイントが一つ。
日本語で「あの人どうしてるかな~?」や「あの店美味しかったよね」と、今は目に見えない、心の中のなにかを「あの〇〇」で表現しますが、韓国語では「その、そこ、それ」などで表現します。
では、今度こそスタートです。
基本の「この」「その」「あの」「どの」
まずは、基本の4つ。「イグヂョオ~~~!!」と覚えてください。
この | 이/イ |
その | 그/グ |
あの | 저/ヂョ |
どの | 어느/オヌ |
この服かわいいね。/이 옷 귀엽네/イオt グィヨmネ
その服いくらですか?/그 옷 얼마예요?/クオt オLマエヨ?
あの服私に似合わないな/저 옷 나랑 안 어울리네/チョオt ナラŋ アノウLリネ
どの服が好き?/어느 옷이 좋아?/オヌ オシ ヂョア?
あの服買えばよかった/그 옷 살 걸그랬다/クオt サL ゴL グレtダ
物を指す「これ」「それ」「あれ」「どれ」
次は、物を指す時のこそあどです。
本来、「もの」という意味を表す「것/ゴt」がついて、「これ/이것/イゴt」「これが/이것이/イゴシ」「これは/이것은/イゴスn」となるのですが、会話では省略して下の表の形になります。
これ | 이거/イゴ | これが | 이게/イゲ | これは | 이건/イゴン |
それ | 그거/グゴ | それが | 그게/グゲ | それは | 그건/グゴン |
あれ | 저거/ヂョゴ | これが | 저게/ヂョゲ | これは | 저건/ヂョゴン |
どれ | 어느거/オヌゴ | どれが | 어느게/オヌゲ | - |
方向を指す「こちら」「そちら」「あちら」「どちら」
次は、方向を指す時のこそあどです。
「側」という意味を表す「쪽/ヂョk」を付けます。
こちら | 이쪽/イチョク |
そちら | 그쪽/グチョク |
あちら | 저쪽/ヂョチョク |
どちら | 어느쪽/オヌチョク |
「こっちに来て」だと「~へ」を表す「으로/ウロ」を付けて、「이쪽으로 와/イッチョグロ ワ」となりますが、ちょっと長いからか、会話では「이,그,저,어느」に「리」をつけて「こっちへ、そっちへ、あっちへ、どっちへ」を表します。
なので、「こっちに来て」は「이리 와」と言うことの方が多いそうです。
確かに短くて言いやすいですもんね。
場所を指す「ここ」「そこ」「あそこ」「どこ」
次は、場所を指すこそあどです。
頭の文字が今までと少し違うので気をつけてください。
ここ | 여기/ヨギ |
そこ | 거기/ゴギ |
あそこ | 저기/ヂョギ |
どこ | 어디/オディ |
おまけ「この子、その子、あの子」
「この子、その子、あの子」という表現、幼い子にはもちろん、友達にもよく使いますよね。
韓国では、それ以外でも、ものに対してもよく使うそうです。
自分のスマフォやメイク道具、数学の先生は数字にも「この子」という表現を使うとか。
本来なら、「この子/이 아이/イ アイ」「その子/그 아이/ク アイ」「 저 아이/ヂョ アイ」なのですが、省略されて、下の表のようになります。
この子 | 얘/イェ |
その子 | 걔/ギェ |
あの子 | 쟤/ヂェ |
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