今回は、用言の活用について必要な語句を勉強して行きたいと思います。
このサイトを以前から見てくださっていた方は「今更かい!」と突っ込みたくなると思います。
ほんとに、本来、文型のページを作り始める前に、これをまとめるべきだったと後悔しています。
そして、用言の不規則活用のページを書こうとしている今、このまとめを作る必要性をひしひしと感じました。
なので、私もしっかり勉強したいと思います。
韓国語の体言と用言とは?
韓国語の体言
韓国語で体言は「체언/チェオn」といいます。
体言とは…
- 活用がない(単語の形が変わらない)
- 名詞・代名詞・数詞の総称
- 文の主語になりうる
また、動詞や形容詞の連体形に~こと、~もの、~人などがついて体言の様な役割を果たす時、「形式体言」と呼ばれる。
名詞:BTS、曲、本、ご飯、家族、パソコンなど、物の名前を表す。
代名詞:私、あなた、彼、彼女、これ、それ、あれなど、名詞や文などの代わりをする。
数詞:7人、ひとつ、1冊、第5、12月など数量や順序を表す。
韓国語の用言
韓国語で用言は「용언/ヨŋオn」といいます。
用言とは…
- 活用するもの(単語の語尾が変わる)
- 動詞、形容詞、存在詞、指定詞の総称
- 語幹と語尾に分けられ、語尾を変化させることで様々な意味になる。
動詞:歩く、食べる、働く、歌うなどの動作を表す。
形容詞:可愛い、早い、広い、安いなど性質や状態を表す。
存在詞:「있다/ある・いる」「없다/ない・いない」の2つのみ。 物・人などの存在を表す 。
指定詞:「이다/~だ」「아니다/~ではない」の2つのみ。物事の正否を表す。
韓国語の語幹と語尾とは?
韓国語で語幹は「어간/オガn」、語尾は「어미/オミ」といいます。
韓国語の「用言」は語幹と語尾で成り立っています。
語幹とは…
用言の変化しない部分
語尾とは…
用言の変化する部分
例)食べる = 먹 + 다
食べた = 먹 + 었다
食べたら = 먹 + 으면
※語幹の母音という言葉が出たら、語幹の最後の文字の母音のことです。
「먹다」→「ㅓ」、「가다」→「ㅏ」、「마시다」→「ㅣ」
韓国語の陽母音・陰母音とは?
韓国語で陽母音は「양모음/ヤŋモウm」、陰母音は「음모음/ウmモウm」といいます。
陽母音とは…
基本母音「ㅏㅑㅓㅕㅗㅛㅜㅠㅡㅣ」の内「ㅏ」「ㅗ」を陽母音という。
陰母音とは…
基本母音の内、陽母音以外を陰母音という。
※陽・陰の分け方については本やサイトによって微妙に異なったりしています。
私は、上記で覚えているのですが、少なくとも用言の活用に関してはそれで問題ないようです。
まとめ
最後に、見直しやすいように語句の意味だけ簡単にまとめます。
体言:名詞・代名詞・数詞のこと。形が変化せず、主語になれる。
用言:動詞、形容詞、存在詞、指定詞のこと。語幹と語尾に分かれ、語尾が変化する。
語幹:用言の基本形で「다」より前の活用・文型によって変化しない部分。
語尾:用言の活用・文型によって変化する部分。
陽母音:「ㅏ」「ㅗ」の2つ。
陰母音:「ㅏ」「ㅗ」以外。
次回は、用言の活用の基本パターンを勉強したいと思います。
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