口が覚える韓国語スピーキング体得トレーニングって?
- 発売日:2018/06/07
- 著者 :山崎玲美奈さん
- 出版社:三修社
- 発行形態:単行本
- ページ数:136ページ
- 付属資料:CD2枚
- ISBNコード:9784384058826
本やCDの内容は?
この本は裏表紙にあるように「基本60文型を文法項目ごとに10例文で徹底攻略!」する本です。
CDには、1文型ごとに2分半前後になっています。
音声は、まず日本語で例文が読まれ、次に使われている単語のヒントが読まれ、最後に 韓国語で文章が読まれます。
例えば、「体言+이에요/예요」の例文では、
これはいくらですか?・・・ 이건・얼마・・・이건 얼마예요?
という感じで音声が入っています。
なので、単語がわからなくて例文が答えられないということが減り、文型の勉強に集中できそうな感じです。
例文も、フレーズ本に多い「こんなのいつ使う?」という感じではなく、実用的なフレーズが多いなと思いました。
また、基本例文はヘヨ体なのですが、10例文の内いくつかがハムニダ体で答える様になっているので、うろ覚えになりそうなハムニダ体もきちんと定着してくれそうな気がします。
Amazonの商品ページから商品画像をクリックすると、本の目次と文型3つ分くらいの例文を見ることができます。
対象レベルは?
色々なサイトでレビューを見てみると「中級の勉強のために購入した」「中級レベルの人への教材として使っている」など、中級者の方が独学用に、もしくは中級者へ教えてる方が教材として利用されている感じでした。
本の表紙にも「文法はひと通りやったのに会話で韓国語が出てこない方に!」とあります。
文法をひと通りやった=中級者、少なくとも初級者じゃないっていう感じはしますよね。
でも初心者の方が、文法を一つ勉強する度に、この本の例文で何度も口慣らしするのは、とてもいい勉強法だと思います。
特に、私のように単語を覚えるのが嫌で文型から勉強をした初心者にはかなりいい本です。
先にお伝えしたように、実用的な例文が多いので、それに使われている単語も実用的な物が多いです。
なので、例文で口馴しをしているうちに、ある程度必要な単語は覚えられるのではないかと思っています。
そこから、検定を受けるようであれば、嫌々使わなそうな単語を覚えてやるかなと。
わたし的この本を活用した勉強法
1日2文型(約5~6分)を1セットで勉強しようと思います。
60文型あるので、計算上は1ヶ月でひと通り終わる計算ですね。
具体的には
1日目:1,2
2日目:1,2,3,4
3日目:3,4,5,6
8日目:1,2,13,14,15,16
のように、1日1セット+前日分+先週の同じ曜日の分みたいな感じでやっていこうかなと考えています。
1周したらランダム再生するのも面白そうです。
私の悪癖「3日坊主」とどう戦うかが難しいので、10文例が終わったところで、皆さんへ報告書を提出したいと思います。
口が覚える韓国語スピーキング体得トレーニング まとめ
- 本の内容
60文型x10例文=600例文で口馴しをして文型を攻略しよう。
パターンを繰り返し練習すれば、条件反射で韓国語が飛び出すよ。 - CDの内容
1文型10例文で2分半前後。
音声は日本語 → ヒント → 韓国語の順。 - 対象レベル
中級者以上を想定?でも、初級者にもおすすめ。→ 初心者の音読練習におすすめ。(2019/12/20訂正)
わたし的おすすめ度 ★★★★ → 初心者には★★★(2019/12/20訂正)
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