原題:아스달 연대기/アスダL ヨnデギ
韓国tvNにて2019年6月1日~2019年9月22日放映。
(2019/11/18現在、Netflixにて配信中)
脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン「善徳女王」「根の深い木」「六龍が飛ぶ」など
監督:キム・ウォンソク 「ミセン-未生-」「シグナル」「私のおじさん」など
「アスダル年代記」あらすじ
このドラマは、まだ国もない古代大陸「アス」が舞台です。
まず、この大陸には「人間」、驚くべき俊敏さとパワーを持ち青い血が流れる「ネアンタル」、そしてその2種族のハーフで紫の血が流れる「イグトゥ」がいます。
人間は、都市「アスダル」の連盟に加盟している部族とそれ以外の部族に分かれます。
都市アスダルの中で力を持つ3大部族、軍事を担当する「セニョク族」、神殿の祭儀を担当する神聖な「白山族」、アスで唯一、青銅の技術を持つ「ヘ族」。
アスダルは、この3部族が牽制しあいつつ繁栄させてきました。
そして、更に連盟を強くするためには、食料を作る土地が必要と、ネアンタル族に「技術と知識を分けてあげるから、あなた方の持つ肥沃な月の平原で食料を栽培させてくれ」と持ちかけます。
が、ネアンタル族は「あなた方は私達の土地が必要だろうが、私達はあなた方の物は必要ない」と断ります。
この事がきっかけとなり、アスダルとネアンタルは戦争状態となり…
ここから壮大なドラマが動き出します。
「アスダル年代記」主な登場人物・キャスト
セニョク族 タゴン:장동건/ヂャŋドŋゴn
1972年3月7日生 182cm
いやぁ~、チャン・ドンゴンさん、最高です!
昔々、韓流四天王と呼ばれていた頃は、まったくこの方のことを知らず。
モノマネ番組で「あなたのことがぁ~しゅきだからぁ~」と真似されていたのを見たことがある程度でした。
で、少し前にNetflixで「紳士の品格」というドラマを見て、「キュートな人だな~、やっぱり人気があったのにはそれなりの理由があるのね~」と納得しました。
そして、このドラマが配信された時、あ、「チャン・ドンゴンさん出てるのか~」と、まずはそこに惹かれました。
彼は1話目の開始後50分くらいで登場します。
そこまでは、「どうかな~、面白いのかな~」って感じで見てたのですが、彼の登場シーンで完全に心を掴まれてしまいました。
ネアンタルと呼ばれる異種族との長きにわたる戦いが勝利で終わった事を祝う宴で、彼はネアンタル最後の1人の頭蓋骨をかぶり登場します。
そこでひと演説かまし、部隊を盛り上げ、どうだとばかりに頭蓋骨を脱ぎます。
部隊の戦士たちも「おぉ~」っと声を上げ、タゴンの男の色気漂いまくる姿にうっとりです。
もちろん私もうっとりです。
セクシーを愛し、セクシーに愛された男は斎藤工くんかと思ってましたが、わたし的には間違いなくチャン・ドンゴンさんです。
ということで、お姿を堪能するために、もうひとTweet貼っときます。
ワハン族 ウンソム・タゴンの息子 サヤ:송중기/ソŋヂュŋギ
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— tvN 드라마 (@CJnDrama) September 6, 2019
1985年9月19日生 178cm
今回、「ワハン族のウンソム」と「タゴンの息子サヤ」の二役を演じていたソン・ジュンギさん。
髪型やメイクの助けもあるかもしれませんが、しっかりと別人になってました。
てっきり、20代前半~半ばくらいの方かと思っていたら、なんと現在34歳。
ウンソム役の時のあの爽やかな若者の雰囲気はどこから来るんでしょう。
ちなみに、私がドラマのストーリー自体、「お、面白くなってきた~」と思ったのは、寂しい可愛そうな子だと思っていたサヤが実は…と本性を表したシーンでした。
その時の、サヤの表情はゾクゾクッときて、ほんっとに良かったです。 (7話ラスト4分あたり)
韓国ドラマは皆さん演技力がすばらしい。
その他の出演作品:「根の深い木」「太陽の末裔」「トキメキ☆成均館スキャンダル」など
ワハン族 タニャ:김지원/ギmヂウォn
1992年10月19日生 164cm
前回紹介した「ミスター・サンシャイン」にもヒロインの母親役としてゲスト出演されていたキム・ジウォンさん。
今回の、ワハン族のシャーマン(巫女)タニャ役は背景が色々複雑で、とても大変そうな役でした。
シーズン1では彼女を取り巻く環境がガラリと変わってしまいました。
この後、彼女もその環境に飲まれ変わってしまうのか、「ワハン族のタニャ」であり続けるのかというところも、次シーズンの楽しみなところでもあります。
その他の出演作品:「相続者たち」「カプトンイ」「太陽の末裔」など
へ族 テアラ:김옥빈/ギmオkビn
1987年1月3日生 167cm
タゴンの恋人役で、強さと恐ろしさと賢さを持つ大人の女感が溢れてました。
へ族の長の娘ということもあり、父親から政治的な道具として使われてしまう辛い立場でもありました。
シーズン1から2につながる大きな鍵の一つを持つことになるテアラ。
その鍵がどう周りの運命を変えていくのか、テアラの運命も含めとても気になるところです。
その他の出演作品:「一級機密」「悪女/AKUJO」「渇き」など
「アスダル年代記」私の個人的感想・・・
私は、ファンタジー物があまり好きではないので、この「アスダル年代記」もNetflixが随分推している作品だとは知っていましたが、なかなか見始める気になりませんでした。
でも、見始めてみて「なんでもっと早く見なかったんだろう」と後悔しました。
1話目は正直、世界観やら力関係やら関係図やらの説明みたいなストーリーになってしまうし、部族の名前はたくさん出てくるし、言語も韓国語だけではないしで、ちょっと入りづらかったです。
上で書いたタゴンの登場までは。
その後はタゴンのシーンを心待ちに見ていましたが、いつの間にかストーリーもどんどん面白くなってきて、すっかりハマってしまいました。
Netflixのシリーズは、海外ドラマの様に、「えっ、ここで終わっちゃうの?」っていうところでシーズンが終わってしまいます。
このアスダル年代記も民衆と一緒に「ウォ~~~!!」っと叫んで盛り上がってしまうところで、シリーズが終わります。
主人公がゾンビに囲まれてしまったところで終わる「ウォーキング・デッド1」や、シェルターの蓋が開いたところで終わる「LOST1」を思い出します。
ネタバレは嫌なので、どこがどうでどうという話はしませんが、私の見た韓国ドラマ史上、間違いなく上位です。
続きがどうなる?という期待感もあるので、今の所「ミスター・サンシャイン」超えです。
ということで、わたし的評価。
★4.5です。
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