今回は、動詞や形容詞など名詞以外を修飾する「副詞」を勉強していきましょう。
ちなみに、名詞を修飾するのは「形容詞」です。
きれいな花(きれいな:形容詞、花:名詞)
花が美しく咲く(花:名詞、が:助詞、美しく:副詞、咲く:動詞)
時間を表す韓国語の副詞
過去 아까/アッカ/さっき
↓
↓ 방금/バŋグm/たった今
↓
現在 지금/ヂグm/今
↓
↓ 곤/ゴn/すぐ
↓
未来 이따가/イッタガ/後で
↓
↓ 나중에/ナヂョŋエ/後で
「이따가」と「나중에」の違い
「이따가」と「나중에」はどちらも「後で」と訳せますが、ニュアンスが少し異なります。
- 이따가
「今している事が終わったら」という感じで、数分後、数時間後、少なくとも「今日中」のニュアンスがあります。 - 나중에
実際には「また今度」に近い感じで、場合によっては、その日のうちはおろか、数日後、数週間後、数カ月後になる可能性も。当てになりません。
例えば、子供に「夏休みの宿題しなさいね」と言って「이따가」で答えが返ってきたら、「今見てるアニメが終わったらやるのかな?」って感じですが、「나중에」で返ってきたら、「これは、始業式の前日までやらないのでは?」と心配したほうが良さそうな感じ。
頻度を表す韓国語の副詞
100% 항상/ハŋサŋ/いつも
↓
80% 자주/ヂャヂュ/よく
↓
50% 가끔/ガックm/時々
↓
10% 거의/ゴイ/ほとんど(否定)
↓
0% 전혀/ヂョニョ/まったく(否定)
%はあくまで目安として。
強調する為の韓国語の副詞
意味 | 副詞 |
とても・非常に | 아주/アヂュ, 매우/メウ, 무척/ムチョk, 너무/ノム |
とても・本当に | 정말/ヂョŋマL, 진짜/ヂnッチャ, 참/チャm |
一番・最も | 가장/ガヂャŋ, 제일/ヂェイL |
それぞれのニュアンス
- 아주
場面相手問わず使える「とても」。 - 매우
通常よりも「非常に」「かなり」〇〇な状態というような「とても」。 - 무척
会話ではあまり使われません。感情に対して使われることが多いです。 - 너무
元々は「限度を超えた」「あまりにも」という意味があるため、マイナスなニュアンスがありますが、今は肯定的な意味で使われることも多いです。 - 정말・진짜・참
정말は「本当」、진짜は「本物」、 참は真偽の「真」という意味。
진짜はくだけた表現らしく、きちんとした場所や、書き言葉としては使いません。 - 가장・제일
가장は固有語、제일は漢字語(第一)です。また、가장は副詞ですが、제일は「一番」という名詞が副詞的な使われ方をしたものです。
なので、제일が副詞的用法をされた場合、가장と置き換えることが出来ますが、名詞として使われている場合は置き換えはできません。
韓国語の「時間」「頻度」「強調」の副詞 まとめ
韓国語初心者の私の場合、実際の会話でこの全てを使い回す事は難しいと思います。
なので、「とても・非常に」枠から「아주」と「너무」、「とても・本当に」枠から「정말」「진짜」、「一番・最も」枠から「가장」を使っていく事にしたいと思います。
ドラマやバラエティなどを見て、選ばなかった単語のほうが使われているようであれば、追記して乗り換えたいと思います。
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