2020.01 釜山旅行 記事一覧はこちら
今回最後の街ブラへ
さて、3日目最終日の朝です。
ゲストハウスでの朝食に期待が持てなかった私達は、荷物を預けてチェックアウトし、すぐ近くにあるおまんじゅう屋さん(?)に行きました。
そのお店では肉まんのような具の入ったおまんじゅうが、1個70円(3個200円)で売っています。
そのおまんじゅうには、辛いのと辛くないのと2種類があります。
昨晩、辛い方を辛さに強い娘が食べたのですが、ほんとにかなりの辛さだったようです。
なので、今朝は辛くない方を2個買って、1個ずつ朝ごはんに食べました。
皮がもちもちしていて、具がしっかり入っていて、アクセント程度の辛味が効いていて、とても美味しかったです。
その後は、国際市場に向けてウロウロ開始。
「あ~こんなところにもバンタンだ~」

と、写真を撮ったり
「めっちゃ、お店あるやん」と見たままの感想を言ったり、母娘二人旅だからこそ許されるゆるすぎる雰囲気。
そして、ウロウロしているうちにお昼ごはんの時間。
前回訪れて、雰囲気が好きだった「イェガ」へ行くことに。
今回もお客さんがいない「예가」
色とりどりのカラフルな着ぐるみのお店のそばにある「예가/イェガ/イェガ」
私は前回2019.10の旅行に続き2回目。
娘は、12月にも一人で来てるので3回目の来店です。
このお店は、「いつ来てもガラ空き」と一部の釜山ファンの間で有名なポッサム屋さんです。
今回も、訪れた時には誰もお客さんがいませんでした。
娘はこのお店のチャプチェが好きなようで、ポッサムが来る前にほとんど一人で食べてしまい、ポッサムが来て写真を撮った時は、チャプチェはおかわり待ちの状態でした。
ちなみに、ポッサムやキムチも美味しいのですが、エゴマの葉もとっても美味しいのです。
前回来た際にも思いましたが、他のお店で食べるものより、とっても爽やかなんです。
いい生産者さんから仕入れてるのかしら…と思ってみたり。
結局、私たちが食事をしたお昼ど真ん中の時間帯、後から現地の方達らしき家族が一組だけいらっしゃいました。
謎なお店です。
そんなこんなで、空港に向かうべき時間が近づいてきたので、ゲストハウスへ荷物を取りに戻ります。
↓2019.10に初めてイェガを訪れた時のレポです。
あわや乗り逃げ
ゲストハウスで荷物を受け取った私たち。
荷物も増え、地下鉄での移動が面倒になったので、タクシーで空港へ向かう事に。
チャガルチ駅付近から空港までは15000₩位で行けそうです。
早速タクシーを拾い、乗り込んだ私たち。
運転手さんに、目的地を無事に伝えることが出来、一安心。
運転手さんの「キレイですね~(あなたじゃなくて娘さんが)」という、ありがたいお言葉にお礼を言いつつ、流れ行く釜山の景色に、今回の何にもないただの週末の様な旅行を思い返したりしていました。
そして、空港へ到着。運賃も予定通りくらい。
さっとカードを出し、降りる用意を始める私に、「カードは使えない」という運転手。
「えっ!」
手持ちのウォンじゃ全然足りない…
試しにとカードを機械に通してみる運転手さん。
でも、やっぱり上手くいかない様子。
しまったぁ…、タクシー代くらい現金残しとくんだった…
今まで、タクシーを何度か使用してきましたが、ほぼカードで払ってきたので、全く気をつけていませんでした。
「日本円でもいい」とおっしゃられたのですが、あいにく日本円も小さいのは1100円くらいしか無く、足りない状態。
「すみません。空港内で急いで換金してきます!」という私の焦った様子に、もう一度カードを機械に通してみた運転手さん。
すると、今度はうまく機械が動作したようで、無事にカードでご精算。
私たちも運転手さんもほっとして、「良かった良かった~」となりました。
次からは、やっぱりある程度ウォンを残しておかなくては…と反省した私たちでした。

荷物が人より随分高い
さて、ひとアクシデントを乗り越えた私たちでしたが、空港のチェックインでさらなるアクシデントに見舞われます。
まず座席は 行きと同様、 「羽より後ろ」を指定して、希望通りとることが出来ました。
そして、「預ける荷物はありますか?」と聞かれて、荷物を1つ差し出した私たち。
すると「4000円になりますので、あちらで支払ってください」とのこと。
私、「予め、荷物1つ分は予約をしていて、料金も支払い済みですけど…」
今回の航空券はセールで購入した為、委託荷物に関しては無料分がありませんでした。
なので、荷物が増える帰りの分だけ、荷物1個分予約をしていたのです。
カウンターの女性は、ほとんど日本語が出来ない方で、お互い通訳アプリを介して、しばらくの間、「予約されてない」「予約した」、「行きに荷物を預けたんじゃないか」「いや預けてない」などとやり取りをしました。
が、最終的に、カウンターの方が電話で確認した所、私が予約したのはどうやら行きの分だったようで、帰りの分は予約してないとのこと。
予約後に確認したつもりではいたのですが…
仕方がないので、4000円を払い荷物を預けました。
私と娘は往復2000円/人の航空券を使っての旅行だったのに、予想外に荷物で追加4000円も使ってしまい、またカウンターの方の態度が良くなかったこともあり、なんとも言えない気持ちになってしまいました。
おそらく日本の航空会社だったら、行きの際に、「予約があるが荷物は預からなくてもいいのか」と確認してくれたのではないか、その確認があれば、行きの分はそのまま空払いになったとしても、帰りの分を予め予約し直すことで、費用も抑えられたのに…ちゃんと確認したつもりだったのに…などとモヤモヤ考えたり後悔したりしてしまいました。
ですが、せっかくの旅行をモヤモヤで終わるわけにはいかないので、「自分が間違えたなら自分が悪い。潔く、いい勉強をしたと思おう。」と、なんとか気分転換をしました。
韓国語を勉強していてよかったと思った瞬間
今回の旅行では、観光地に行くこともなく、タクシーにも1回しか乗らずだったので、韓国語を話してみる機会が殆どありませんでした。
でも、空港内で「韓国語を勉強していてよかったね~」と娘と手を取り合って喜んだ瞬間がありました。ちょっと大げさですが…
それは、娘と「喉乾いたね~、コーヒーでも飲みたいね~」と話していた時。
空港内のレストランの様なお店に「コーヒー2800₩」の垂れ幕が。
カフェなどもあったのですが、そこは4000₩や5000₩くらいで、釜山に来た時には、ベンティサイズを1500₩で飲むのが普通になってる私たちには、とても高く感じられ、どうしようかな~となっていました。
そこへ来てこの 「コーヒー2800₩」 はとても魅力的。
早速、娘とそのお店に入ろうとしました。
でも、入る前にもう一度よくその垂れ幕を見てみると、他にもハングルで何やら書いてあります。
正確にはなんと書いてあったか覚えていませんが、私と娘はなんとかそのハングルを理解することが出来ました。
そこには、「食事を注文した場合に限り」という様な意味の言葉が書いてあったのです。
「あ~、ご飯注文した人だけ2800₩か~」
「お店入る前に気づいてよかったね~」「韓国語勉強しててよかったね~」と、二人で妙な満足感?達成感?を得た瞬間でした。
안녕 부산 -さよなら釜山-
2泊3日はあっという間に過ぎていきます。
観光地に行かなくても、ただただブラブラしたり、百貨店でぼーっとしてるだけでも、あっという間に過ぎ去っていきます。
前回のかなり充実した3泊4日の旅に比べると、ほんとにただただ、地元で過ごす週末かの様に、観光要素も外国に来た感もまったくない旅行でしたが、それはそれで心地よい時間でした。
飛行機が飛び立つと、窓の外には夜になりつつある釜山の風景が広がります。

もはや、何をしたくて釜山へ行くのか、なぜ釜山がいいのか、4回目の旅行にしてよくわからなくなってきました。
釜山好きの方たちの中には、それこそ何十回と訪れていらっしゃる方たちもいらっしゃいます。
私と娘も、間違いなくその仲間入りをしそうですが、なぜなのかはよくわかりません。
おそらく、こういう時にあの言葉は使うんだと思います。
「なぜ釜山を訪れるのか…そこに釜山があるから」
とういことで、また3月、釜山へ帰ります。
2020.01釜山旅行レポ おしまい。
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